管財手続とは
ケース紹介
ケース紹介30 Sさんの事例
40代 / 男性 / 会社員
借入の理由:妻の体調不良、税金差し押さえ
厚木市にお住まいの40代男性のケースです。
厚木市内で、運転手として働いていました。
体調不良の妻に関する費用等が不足し、ローン生活となっていました。
業界内で転職するなどして、収入を維持し、借金の返済はなんとかできていたという状況でした。
ところが、税金の滞納がかなりありました。
市役所の担当者とは相談し、分割払いをしたり、払えない時には担当者に伝えて待ってもらったりしていました。
しかし、突然、給料が入金された直後の預金口座を差し押さえられ、1ヶ月分の生活費が足りなくなりました。
もちろん、ローンの返済もできなくなりました。そこには、自動車ローンも含まれており、そこから立て直すことができず、通勤手段を失ってしまいました。これを理由に退職。
その後、かなりの期間が経った後、派遣社員として働き始め、生活費はなんとか稼げるものの、過去の借金まではとても払えないということで、相談に来ました。
自己破産をすれば、借金の支払義務はなくなります。しかし、税金については非免責債権とされ、支払義務が残ります。
市役所等の滞納税金については、担当者レベルでは話がついているのに、今回のように突然の差し押さえがされてしまうことがあります。
全国的には、違法とされる差押がされているケースもあります。
税金滞納は非常に怖く、今回のケースのように仕事を失ってしまうこともありえるのです。
税金滞納・借金がある人は、借金を整理し、なるべく税金滞納を解消することが安心できる生活に繋がります。
滞納税金、借金にお困りの方は、ぜひご相談ください。