管財手続とは
ケース紹介
ケース紹介18 大和市在住の方の自己破産
40代 / 男性 / 会社員
借入の理由:生活費が高すぎ
大和市に住む40代男性のケースです。
消費者金融など7社から約420万円の借金があるところ、失職してしまったとのことで相談に来ました。
収入がないため、親からの援助で何とか生活をしているという事情でした。
就職活動により、近いところで就職見込みであったものの、返済ができるほどの収入は得られない見込みであったため、自己破産の方針で進めることとなりました。
もともと借金をしてしまったのは、生活費や付き合いでの飲み代。25万円の月収なのに家賃10万円の物件を借りてしまうなど、家計の収支に問題があり、不足分を借金で補っていました。
その後、借金を減らそうと、給料のうち歩合の割合を増やしてもらったり、時には完全に歩合の仕事をしたりもしますが、結果が出せず、収入はより減っていき、仕事がなくなりました。
安定収入と、収入の範囲内での生活が大事だと体感し、自己破産を申し立て、免責の許可を受けることができ、借金の支払義務はなくなりました。
大和市にお住まいですので、横浜地方裁判所への申立をおこなっています。
大和市を管轄する横浜地方裁判所では、財産がない人の破産手続(同時廃止手続)で、弁護士が代理人となり申立をするケースでは、免責時の集団面接にのみご本人が出席する必要があります。
このケースでも初回の裁判官面接は、弁護士だけが対応し、ご本人は集団面接時にのみ裁判所に来ています。
裁判所に行く日程は、通常、2か月程度前にわかります。