ケース紹介
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ケース紹介11 秦野市在住の方の自己破産
50代 / 女性 / 主婦
借入の理由:生活費
秦野市に住む50代女性のケースです。
夫の収入が不安定だったために、秦野市内での生活費目的でキャッシングを繰り返し、500万円の借金を負ってしまったという事情です。
解約すると70万円程度となる生命保険がありました。20万円を上回る保険のため、管財手続なります。
一部の業者に対して、過払い金があったため、これを回収し、管財手続の予納金としました。
健康状態から保険を残したいという希望が強かったため、家族の状況等を破産管財人に説明し、保険については、自由財産の拡張により、残してもらうことができました。
予納金を作るための過払い金回収のため、受任から約10カ月後に、自己破産の申立てをしています。
秦野市内に居住している方の場合、横浜地方裁判所小田原支部に申し立てます。この方も秦野市に居住したまま破産の申立てをしたため、この裁判所に申立てをしました。
管財手続の関係で、1回の集会では終わらなかったため、申立から免責許可決定が出るまで、約6カ月の期間がかかっています。
合計して、16カ月かかったことになります。
もっとも、現金で20万円の予納金が準備でき、過払い金の回収を先行させない場合には、申立の時期はもっと早められることが多いです。
このケースでは、時間をかけてでも、自己負担額を減らすという希望があったために、このような対応をしています。
秦野駅から本厚木駅までは17分程度と近距離のため、秦野市に居住されている方からの相談は比較的多いです。