ケース紹介
ケース紹介
ケース紹介04 Dさんの事例
20代 / 男性 / 詐欺被害
借入の理由:生活費、詐欺被害
債務総額:450万円
20代男性のケースです。
転職をする際に収入が途絶えた時期があり、消費者金融から借入をしました。その後も、少し収入がなくなると、借入を繰り返してしまいます。
しばらくは、返済を継続していましたが、利息が高かったため、徐々に借金は増えていきます。借金を何とかしなければいけないと漠然と考えていたところ、携帯電話のサイトで「借金を一本化します」という業者を見つけました。
これで何とかなると考え、早速申込をしました。その業者からは、審査に必要なのでA社、C社という消費者金融でまず借入をして、レターパックで指定住所に送ってほしい、そうすれば、そのお金と他社への返済金を振り込むという話がされました。これを信じて、A社、C社から50万円を借り入れ、業者に送ったところ、業者には電話がつながらなくなり、詐欺だったと気づきました。
警察に相談したものの、現金が戻ってくる可能性はほとんどないと言われました。
詐欺被害額と合わせて、借金は450万円となっており、収入から支払っていくことは難しいと考え、法律相談を受けました。
グレーゾーン金利の精算をしても、400万円の借金が残りました。財産もほとんどなく、400万円を返済できるだけの収入はなかったため、自己破産の申立をし、免責許可決定を得ることができ、借金は0円となりました。