管財手続とは
ケース紹介
ケース紹介03 Cさんの事例
20代 / 女性 / 主婦(収入なし)
借入の理由:生活費
債務総額:200万円
20代女性のケースです。
結婚をしているものの、夫の収入が十分になく、夫にも借金がありました。夫の借金の返済や生活費が不足したため、自分も仕事を始めましたが、結局足りずに、自らもカードを使って借入をするようになりました。
何とか返済を継続していたものの、妊娠したことが発覚して、仕事を続けることができなくなりました。
本人の借金は約200万円、グレーゾーン金利の精算をしても、180万円の借金が残りました。財産もなく、収入もなく、夫自身にも借金があるため、夫の収入から返済することもできません。
やむを得ず、自己破産をし、免責許可決定を得ることができ、借金は0円となりました。
このように、家族が借金の原因である場合、家族全員の処理をする必要があります。このケースでも、夫の借金も整理することになりました。
ご家族本人が、何とかしなければ、という気持ちを持っていれば、何らかの対応はできるものです。